活動理念

YUNAのプロフィール

略歴

アメリカのマサチューセッツ州ボストンにて主人・長男・長女・次男の5人暮らしです。
毎日騒がしい3Kidsの育児の傍ら、ファッションサイトBUYMAにてバイヤーをやっています。

今日は、わたしがアメリカで暮らすようになった背景や現在のお仕事をするに至った流れについて綴っていきたいと思います。
ちょっと長くなりますので、暖かい飲み物でも飲みながら読んでもらえたら嬉しいです。

日本にいた頃

関西の国立大学工学部で情報科学(いわゆるコンピュータ関連の学問です)を専攻し、学部を卒業後は東京でシステムエンジニアになりました。

SEと言えば残業もりもり・ブラック企業なイメージが強い職種ですが、例にもれず私も激しいときは終電帰宅、休日出勤、夜勤からの連続日勤、月の残業100時間超えといったステップアップ社畜育成コースを着実にこなし、めげないメンタルに磨きをかけていきました。

こういうと何だか悪い職場のように聞こえますが、周りの先輩やパートナーさんには知識がすごかったり人柄も尊敬できる人が多く、そんな人たちと色んな苦難を乗り越えたり最新の技術について学んだりすることはとても楽しく、毎日が充実していて時間はあっという間に過ぎていきました。


そんなこんなで入社六年目になった頃、第一子の出産で産休・育休を取得することになりました。それまでほとんど拝んだことが無かったので、帰り道に夕焼けを見た時に

「夕焼けの時って世界がこんなに綺麗に見えるんやねぇ・・・」

とじーんとしながら呟いたら夫にドン引きされたのもいい思い出です。

夫から突然の渡米宣言

無事に子供が生まれ、初めての育児に悪戦苦闘していたとき、夫がおもむろに言いました。


夫「俺はこれからアメリカの大学へ行こうと思う。受かったらやけど」


私「え、嫌や」




即答してやりました。

だってアメリカって!!
あの、銃を持ち歩いてよくてワニが人間を襲ったりハリケーンが来たり、子供が誘拐されたりするところ!(すごい偏見)

正直、元々関西から出るのも怖くて就活スタート時は「関西に本社がある企業」から絞り込みをかけるくらいだったのに、関西→東京どころか日本から出るなんて全然考えられませんでした。

聞けば、将来会社に還元できるような技術を学ぶという目的で、社費で海外の大学を受講させてもらえる社内制度に立候補したようで、アメリカの大学受験に挑戦したいのだそう。

「まぁ行きたいって言ったって合格しないと行けないわけだし・・・」
と最初はそこまで真剣に捉えてもいなかったと思います。


でも、夫はそれはもうめちゃくちゃ勉強してました。
それこそ、ブラック企業に勤めてるんじゃないかなってほどに時間と労力をかけて。
毎日毎日睡眠時間を削って勉強して、壁に向かって英語を呟いたり、知り合いの英語ネイティブの方にコンタクトを取ったり、まさに「やれることは全部やる」を体現していました。

勉強しすぎで体重まで落ちて、ボロボロのヘロヘロになりながら、最終的には希望する大学への合格切符を勝ち取ったのでした。

アメリカ生活が始まって

そして2015年8月、13時間のロングフライトを経てついにアメリカ生活が始まりました。
いざアメリカ生活が始まってみると、もう毎日がカルチャーショックの連続!

土足で歩き回る大人の足元で赤ちゃんが普通にハイハイしていたり、
メンテナンス作業なんで、と言いながら作業員の人が鍵を開けて勝手に入ってきたり、
お昼ご飯に買ったサンドイッチとコーヒーが15ドル(1700円くらい?叙々苑のランチとかいけそう・・)もしたり。

とにかく全てが日本の生活と違いすぎて、
もう慣れるのに必死。分からないなりにやってみて、失敗して、知らないことを調べて・・・の繰り返し。

度重なる失敗に袖を濡らしつつ、なんとか毎日を過ごしていきました。

ただ、最初はうまくいかないことが多すぎて大変だったアメリカ生活も、お友達が出来て、馴染みの場所が増え、よく使うワードなら簡単な会話もできるようになって段々楽しくなっていきました。


そんな頃、夫から二度目の衝撃発言が飛び出します。


夫「俺、会社やめようかと思う」





私「いやもうすぐ二人目が生まれます困ります」


突然日本から国外へ飛び出し住所不定になったのもつかの間、今度はサラリーマンの職も捨て住所不定無職へとレベルアップしようという夫。
丁度この頃第二子を妊娠していたので、「我が家の家計と生活はどうなっちゃうのかな」という不安が襲い掛かることとなりました。

副業探し、そしてバイマとの出会い

夫は会社の制度で留学をしていたので、学費・住居費を会社に出してもらいつつお給料も頂いていました。なので、信じられないような物価の高さもそこまで痛手ではなかったのですが、会社を辞めるとなると話は別。

いざという時のため、日本にいる時から貯金はしていましたが退職後の家計のシミュレーションをしてみると毎月15万ほどの赤字。
節約を頑張ったとしても、夫の卒業より前に貯金が底をつくのは明らかでした。

「あかん・・・何とかしてお金を稼がないと生活できない・・・」


そう思ったものの、3歳と赤ちゃんの二人の子供を抱えながら出来るお勤め系の仕事などあるわけもなく、在宅でやれそうな仕事を探すことにしました。

最初に手を付けたのはプログラミング。元々SEなので、自分のスキルを活かした在宅ワークだとこれが最初に思い浮かびました。
「クラウドワークス」「ランサーズ」に登録してみると、多種多様なお仕事がたくさん!これなら何とかなりそう♪と思いました。

無事に副業開始かと思いきや…

在宅ワークを始めてみたものの、これがまぁうまくいきませんでした。

高単価なお仕事をやろうとすると内容も難易度が高く(当たり前)、思ったようなスピードで作業が進まず締め切りを過ぎそうになって徹夜したり、子供と遊んでいる間もスマホで調べものをしなきゃいけなくなったりと、自分の生活がうまく回らなくなりました。

これでは何のためにお仕事をしているのか分からない、と思い次は低単価でスキマ時間にサクサク出来そうなお仕事をチョイス。
ちょっとした記事を書いたり、アンケートに答えたり、文字起こし(ビデオや音声で話している内容をタイピングしてテキストに起こすこと)なんかをやってみましたが、これがまぁ稼げない泣

報酬が高いお仕事は空き時間では出来ないし、簡単なお仕事だと報酬が低すぎて意味がない。
八方ふさがりな状態で途方にくれました。

ファッションバイヤーというお仕事

報われない報酬体系にぶーぶー言いながら、日々300円とか500円といった金額を稼ぎつつ、色んな副業を検索しました。

その中で、「おっ、これは」と思ったのがファッションサイトBUYMAのパーソナルショッパー

正直、ファッションにも興味が無く、メイクだって就職するまでほとんどしたことがなかったし、ブランドと言われてもルイヴィトンとプラダとグッチくらいしか知らなかったのでセンス面でのうまくいきそう度合いはゼロだったのですが、「アメリカ在住」というのが強みになるのでは?という安易な気持ちで始めてみることにしました。


するとどうでしょう、これがまたすっごく面白い!

日本で暮らしている人向けに、海外で売っているアイテムを代わりに買って送る。そういうただの「お買い物代行」かと思っていましたが
やり始めてみるともっと色んな要素が凝縮された、今まで経験したことのない新しい「お仕事」だったのです。

お客さんとのやり取りで求められるコミュニケーション能力、自分のアカウントの価値を高めるブランディング、ファッション業界や経済のトレンドを追うこと、お仕事を助けてくれるパートナーさんをまとめるチーム作り、自分のプライベートとビジネスの兼ね合いを考えるマネジメント…。

会社に雇われて一社員として働いていた時とはまた違う、充実感とやりがいを感じました。

何よりも、「〇〇さんの奥さん」「××くんのお母さん」というラベルをまとわない、「自分自身」としての活動が認められたり成長したりできることがこの上なく嬉しくて、どんどんとはまっていきました。

バイマを始めて得られたもの

慣れないファッション業界のことや子育てと並行しながらの仕事に悪戦苦闘しつつも、バイマを始めて一年二か月後に月利82万円を達成することができました。

会社員の給料でだってこんなにもらったことはないのに、在宅で子育てをしながらこんなに大きなお金を稼ぐことができる。そして何よりも、妻やママといった役割を全うするのと同時に、自分自身が成長することも諦めないでいられるという側面こそ、在宅ファッションバイヤーの強みであると感じました。

いまとこれから

バイマを実践することで得られた充実感、生み出せる利益よりももっともっと価値が高いこの胸の高鳴りを、自分と同じように苦しんでいる人たちに届けたい。
いつしかそんな風に思うようになりました。

子育て中って、周りが思うよりもずっと孤独です。
子供は可愛いけれど、社会に何も貢献していない、自分という人間がいることを家族以外の誰にも喜んでもらえていない、そんな風に感じることがあります。

思いがけない理由で、海外で暮らすようになった時も同じように感じました。
言葉も通じない、これまで生きてきた世界と全然違う文化や習慣、自分と周りの数メートルの狭い世界でただ何となく過ぎていく毎日…。

何かを変えたい、ここじゃないどこかに行きたい、そんな風に思ってもどうすればいいか分からない。

これが唯一絶対の答えということでは勿論ありませんが、
そんな時に場所や環境を選ばず仕事をすることが出来たなら。そして、そこで得られた報酬があれば、これまでは想像もつかなかったような選択肢が見えてくるかもしれません。


あなたが何歳でも、どこに住んでいても、時間がなくても。ほんの少しの踏み出す勇気と、本気でやりたいという気持ちがあれば、未来を変えることが出来ます。


せっかくの人生、限られた時間を「自分が本当にやりたいこと」を実現するために使ってみませんか?

そんな風に考えている人たちに、必要な情報を届けられるようなブログにしていきたいと思っています。




長い文章、最後までお読みいただきありがとうございました。

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